ヴィブラートのかけ方

2024年04月19日 12:32

ヴィブラートとは?

今日は、オカリナサークルの指導日でした。

皆さんタンギングも習慣付いて、
スラーも少しかけられる様になってきました。


今日は、生徒さんから要望の多かった
ヴィブラートのかけ方に初挑戦です。


でも、その前にそもそもヴィブラートとは
何なのでしょうか?



フルートの神様、モイーズの書にはこう書かれています。

「ヴィブラートは音の生命であり、止むに止まれぬ霊感の表現である。」

「人工的に生じせしめてるのではなく、インスピレーションによって自然に発するものでなければならない。」


この言葉を聞くと、とても奥の深い話ですね。

ヴィブラートは、私達の身体で例えるなら
心臓(ハート)という事になります。


心臓が動いていなければ、死んでしまいます。
心臓が規則正しく動いていなければ、病気になってしまいます。


ヴィブラートの無い音は、死んだ様なものであり、
規則正しいヴィブラートでなければ、音もギクシャクして音楽が流れない事になります。


これから話す、ヴィブラートのかけ方を練習すれば、技術的には出来るかもしれませんが、


そもそも、なぜヴィブラートが存在するのか?
なぜヴィブラートが必要なのか?

その音楽に対する内から湧き上がる感情、
作曲家の思い、
それらを表現しないではいられない衝動が、
ヴィブラートとなって現れている事を

まずは知ってもらいたいと思います。

長くなりましたので、パート2へ参ります。

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