今日は、フルートアンサンブルのレッスンでした。
アンサンブルといっても、デュオ(2人)です。
レッスン曲は、エルガーの〝愛のあいさつ〟
皆さんよくご存知の親しみ深い曲です。
この曲はテンポの揺らぎがとても多くて、お互いの息を合わせる必要があります。
アンサンブルの場合、指揮はいないのでファーストの人が合図を出します。
この合図をアインザッツと言います。
アインザッツは曲の始めや、テンポが変わる時に必須ですが、
普段から〝1.2.3.ハイ!〟と声をかけ合って始める事に慣れている方は、練習が必要です。
若い頃、フルートオーケストラのコンミスをやっていた時期があり、そこは指揮者無しだったので、常にアインザッツの連続でした。
団員から「合図がわかんないよ。」
「その合図じゃ出られないよ。」
と言われ、悔しくてよく家で泣いていたものです。笑
それで、TVで指揮者やコンマスの動きを見て、鏡を見ながらアインザッツの練習をしました。
どう動けば相手にわかりやすか?
ここに徹底的にフォーカスして練習したのが懐かしいです。笑
その頃、アドバイスしてくださったとある指揮者の方が、
「指揮者無しならコンマスは演奏なんて半分もしなくてよいよ。他の人に任せてアインザッツに集中しなさい。」
演奏においても引っ張っていくものだと思っていた当時の私は、驚いたものです。
さて、〝愛のあいさつ〟のレッスンですが、
やはり生徒さん2人共、自分の吹くパートに必死で相手を見る(呼吸を感じる)余裕がありません。
ここがアンサンブルの難しさなのですが、1人で練習している時は自分の吹き方・タイミングで吹けるので、まあまあ出来たな、と思うのです。
しかし合わせると、自分の都合では吹けないので上手く吹けなくなります。
皆さん大体、
「先生、家ではもっとちゃんと吹けたんですよ。」
と仰います。
その気持ち、わかります。笑
その問題を解消するポイントの一つがアインザッツです。
主にファースト(上パート)の方が出す事が多いので、今日は上パートの生徒さんにその練習をしました。
すぐには出来ないです。これも練習です。
おススメは、鏡に全身を映してみる事です。
自分の動きが自然か不自然か、相手にわかりやすいかどうか、見てみましょう。