アタック

2024年11月23日 23:07

ソノリテ アタック

今日の生徒さんは、最近ソノリテのアタックを練習してもらっています。

アタックとは、
タンギングの種類の一つ(厳密には音の立ち上がりの事)で、
モイーズのソノリテに載っている練習が有名です。


フルートはエアリード楽器で、発音構造上、物理的な摩擦がありません。

なので、音の立ち上がり他の楽器よりが悪く、
後鳴り(タンギング後、音が鳴るまでに時差が生じる)しやすい楽器です。


その問題を解消する為の練習がアタックの練習です。


この練習は、出来る様になるには中々大変になります。


今日の生徒さんは、初めてバッハのソナタに挑戦する事もあり、
アタックの練習も再開しました。

モイーズの書に「バッハは本来、全てアタックで行われるべきである」等の言がありますが、
実際にはとても難しいです。

生徒さんも、とても難しい〜!と言いながら練習してくれています。


一瞬の中に最高の音の豊かさを追求する、とても集中する練習です。

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